2016年1月2日土曜日

トレーラーのブレーキ調整(2度目?)

みなさん明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします(^o^)/

今年(昨年?)の年越しキャンプをはじめて地元の「まぜのおか」で過ごしました。


で、ちょっと前から気になっていたのがフレーキレバーの角度が起きすぎてきてたこと。
帰宅後再度確認。おっ立ってますねぇ。。。早速メンテナンスすることに。

メンテナンス開始前に一言だけ。
ブレーキ回りのメンテナンスについては資格がいるとかいないとか?商売じゃなきゃいけるとかいけないとか?色々な情報が飛び交ってます。
間違いなくいえることは下手をすれば大事故につながる恐れのある重要な個所ですのでできる限りはプロに任せて一度は自分でしないと気が済まない変態は必ず自己責任でおねがいします。

それではメンテナンススタート!

まずはヘッド車と連結した状態で車輪が持ち上がるようジャッキアップします。
この際慣性ブレーキが伸びきっていることを確認してください。
安全のためジャッキは必ずかましてください。
コーナージャッキは車重全てを支えることはできませんので補助的に考えてください。

今回はブレーキの調整の前にブレーキレバー直立の原因がライニングの剥離、破損の原因も考えられるため念のため分解して確認します。

先ずはタイヤを外しセンターキャップをマイナスドライバーでコジコジして外します。

バカみたいな力で締まっているハブナットを緩めます。
その後ブレーキを解除するとカバーが外れます。


あらゆる角度からパッドの厚み、クラック、剥がれを確認します。





わずかなヘアークラックが一か所見当たりましたが概ね良好。
これ以上の整備は自分の手に負えないので素直に元に戻します。

ちなみにハブナットの締め付けトルクは280Nらしいです。
あとAL-KOの場合はハブナットの再利用は推奨していないようなので分解した際には新しいものを用意したほうが良いようです。



それでは元通りに戻しタイヤを取り付けブレーキの調整開始です。

ここでもう一度慣性ブレーキが伸びていることを確認しブレーキレバーを静かに解除します。


今回はかなり直立状態だったのでブレーキのロッドも若干調整したのですがこちらが失敗でした。


こちらは調整を失敗すると通常バック時は解除される慣性ブレーキが効いたままになったりとかなり危険です。少しだけにするかできればこちらは調整しないほうが無難です。

一般的には以下の作業で大体の調整は可能かと思われます。

ここからの流れは
①まずタイヤがロックされることろまで調整ネジを締める。
②締めた状態から少しずつ緩めフリーになる状態にする。
調整ボルトはドラム裏側の六角のボルトです。

ここからはブレーキを掛けたり解除したりを何度かしてその都度タイヤを手で回してひっかりがないかフリーすぎないか確認をしてください。若干慣れが必要です。

結果。。。


バッチ推奨位置に戻りました。

このあと近所をテスト走行して無事車庫に納まりました。

**今回の記事はあくまでも私個人の備忘録です。**
くどいようですがブレーキ整備は一つ間違えれば重大な事故につながる可能性がありますので十分に検討されたうえで自己責任にて作業は行ってください。


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